ユウスケの食べ歩き日記

美味しいお店紹介します

銀座スイス (銀座)

今回紹介する「銀座スイス」は、カツカレー発祥の洋食屋です(≧∇≦)

カツカレーは今でこそ誰でも食べる料理だけど、この店が始まりです☆



スイスは岡田進之助を中心に、戦前・戦中は高価であった西洋料理を「より多くの人に食べてもらおう」という理念のもと、昭和22年2月22日に銀座に誕生した老舗です。

当初は現在と違い銀座7丁目にあり、「グリルスイス」という店名だったみたいです。


店名の「スイス」の由来は、当時の日本では海外の国名や地名を使うことが流行っていたそうで、永世中立国であるスイスは平和の象徴であり、平和への強い思いから命名したとも伝えられているそうです。




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↑「千葉さんのカツレツカレー」

当時はカレーの上にカツレツを乗せる習慣がなかったそうですが、昭和23年に、元巨人軍の千葉茂氏の、「沢山食べたい」「一気に食べたい」という希望で誕生した。と伝えられています。


カレーは挽き肉が入っており、辛いのが苦手な人でも食べられる味です◎
アーモンド型に盛り付けたご飯が昭和っぽい。

カツはラードで揚げているそうです。
脂身が少ないため食べやすく、肉厚でサクサクです♪
カツの衣にも味がしっかり浸みてます。



このカツはかなり危険です(;゜゜)

というのも、食べた次の日も口の中に味が残ります!


僕が自主規制が出来ない人だったら、我慢出来ずに次の日も銀座に行ってしまってた(;´∀`)




もうひとつ、僕が「グッフフフ♪」と思わずニヤけてしまったのが、


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↑サーロインステーキを乗せた「ステーキカレー」です♪
たまんね~~!


ステーキの表面は気持ち焦げ目があるくらい焼かれており、内側は赤みが残る焼き加減です。(ミディアムかな?)
とろける柔らかさと歯ごたえの良さがうまく同居しています◎

味はいかにも牛肉らしくジューシーですが、サッパリもしてます。
表面に軽く胡椒がかけられているのが、アクセントになってます。


それぞれの料理を頼むと、小さいポタージュスープが付いてきます♪




公式HPによると、創業者の岡田進之助は、日本における西洋料理の礎を築いた麹町の「宝亭」という店で、幼少の頃から小飼として養育され、料理長まで務め、宮内庁に料理を納めていた凄い方です(*゜Q゜*)

首相官邸や国会記者クラブでも料理長を務め、東條英機から吉田茂までの総理大臣にも料理をふるまっていたそうです。


銀座という場所柄か、カツカレーは1700円、ステーキカレーは1800円と、頻繁に食べられる金額ではないけど、背伸びすれば気軽に食べられる金額で、お店は小さくて庶民的な雰囲気なので入りやすいです◎

こういう実績のある方の料理を、誰でも気軽に食べられるのはありがたい(o^O^o)




お気に入りの店が増えて嬉しい☆

次行ったらシャリアピンステーキを食べよう♪